覚王山の春祭り。
日泰寺がある覚王山には、毎年春に春祭りが行われる。
参道沿いにさまざまなマーケットが出店されるのだが、アートのまち覚王山だけあって、個性的なお店も多い。
今年の春祭りは4月8日、花祭り(潅仏会(かんぶつえ))と同じ日に開催されたこともあって、参道と、そのまま日泰寺の花祭りへと楽しむ方も多かったのではないだろうか。
地下鉄覚王山駅を抜けると、早速参道の賑わいが伝わってくる。
肌寒いが晴天に恵まれた良い天気だ。
食べ物の美味しそうな屋台があり、それからさまざまなマーケット。
イラストやオブジェの出店もある。
アートっぽいお店が多く、目に楽しい。
老舗のお店でお好み焼をほおばり、向かいのハワイアンラーメンに惹かれつつ、マーケットを見ていく。参道のハナミズキも華を添える。
日泰寺に着き、初めての花祭りを体験する。
お釈迦様の像に甘茶をかけるのだ。
「聖☆おにいさん」を思い出すなぁ。
そして揚輝荘へ。
ここの茶室でお抹茶が呑めるのも、今回の目的のひとつ。
この催しはお茶会スタンプラリーの一環だ。
一客一客違う椀でだされるお抹茶と、桜が練り込まれた和菓子と、窓から覗く景色を楽しんで、ちょうど山車が遠目に登場し、新緑に華を添え、席を後にした。
4月8日らしい、覚王山らしいひとときを楽しんだ春の昼下がりだった。