お茶を愛でる。
コロナ禍で、ぜんぜん外出ができない。
平凡な日々に、身を委ねるしかない。
そんななかにも、人は喜びを見出す生き物で、様々な楽しいこと、楽しい発見もある。
すべての、このような環境下でも楽しさをくれた友人たちに感謝している。
この、日々を淡々と、変わりなく過ごすのはお茶に似ている。
一つひとつ、こなしていく様が、所作にも通じて。
そのなかでも季節はめぐる。
小さな日々の変化を、つかまえる茶道に、学ぶことは多いだろう。
茶道のたしなみはない私であるが、今日はご友人のおかげで、お茶を楽しめる。
すると、茶道をたしなんだ人の本を読みたくなり、読むと、いろいろな叡智をいただく。
今日は朝冷えて、肌寒い。
何を着ていこうか。何を手土産にお持ちしようか。わくわくしている。
お茶は心、と、そのご友人はお話ししてくださった。その言葉の大きな包容力に包まれて、日々を大切に過ごそうと思う。