よもやまな毎日の、よもやま日記

日々の雑談を書いていきます。

本の物語。

テレビで本屋さんの特集をしていて、ショッキングなことを知った。

本屋さんの店頭に並んでいる期間は、ベストセラーを除いては有限であり、返却された本は、そのまま何とスクラップされてしまうという。

多くの知と努力の結晶の本が、スクラップされてしまうなんて。

かつては自分の本が持ちたい、と思っていたから、余計ショッキングであった。

それを思うと、本というのは、永久保存できる一面もあり、時事を反映するフレッシュなものでもあるんだな、と、その存在感に改めてうなずく。

ペーパーレスという観念だと確かにネット情報に軍配が上がる。

でも手に取って読める活字情報というのは、そのまま深く自分のなかに取り込まれる。

深い根付きに気づきがある。

リビングで、寝室で、ゴロゴロしながら知を吸収できる喜び。

問題は、本は、スペースを取るという点だ。

でも時事を反映する一面を考えれば、永久保存するのもあり、しないのもありでいいのだ。

それは編集長になったつもりで、自分の本棚を編集すればいい。

今の時代と、自分の気分で、合っているものをセレクトし、更新していけばいい。

そんな気分にさせたショッキングなニュースであった。

ここのブログでも、本の感想の紹介をしていこうかな。