初受験を終えて。
はらはらする時は、どんな時?
今までの人生の過程で、そんな時は幾度とあったであろう。
人生山あり、谷ありというけれど、山も谷も大変なのだ。平坦な道さえ、時に大変。
しかし、子どもの受験というのは、はらはらする。
当人ではなく、ただただ見守るだけというのは大変だ。
これを世間の親のみなさんは経験しているんだなぁ、と思うと感慨深い。
あまり上手く居られなかったなぁ、それが自分の正直な気持ちである。
でも受験を終えての安堵の笑顔を見て、ホッとする。
「郵便です。」
翌日、速達を教えてくれる郵便配達の方の声。
待ちに待っていた封筒が、郵便受けに。
子どもの帰りを待ち、子どもが開封する。
「やったぁ!」飛び上がる子ども。
無事にサクラサク。
高額の入学金の案内に、親は現実にかえるも、子どもは長月の苦労をしばし癒しておくれ。
こうして、我が家の初受験は無事に終わる。
高校生活のはじまりか。