よもやまな毎日の、よもやま日記

日々の雑談を書いていきます。

モネと、庭遊び。

モネは庭づくりを愛したという。

庭づくりを、絵を描くキャンバスのように造りあげていたらしい。

庭づくりが上手なひとは、審美眼があるというか、絵心がある人が多いような気がする。
モネも、そういった庭づくりを楽しむという一面があったなんて、嬉しくなってしまう。

モネの自然に対する情熱は並々ならぬものがあって、描きたい自然があったら、買い取ってでもそれを守り、描くという。

いろんな美しい自然が描かれたモネの絵は、彼の並々ならぬ情熱のしるしでもあるかもしれない。

今から120年ほど前に、水の庭をつくったモネ。
水鏡のように、美しい庭が睡蓮の作品たちに見て取れる。

まるで庭をつくるように、美しい池をつくったんだろうな。睡蓮が水面を覆いつくさないように、睡蓮を鉢植えにするという庭職人ぶり。

モネの絵には、絵なのに光があり、時間があり、空間がある。

クロード・モネが愛した自然が、その結晶としての庭が、睡蓮が、微笑んで私たちを出迎えてくれる。

ここは、モネの庭なのだ。