よもやまな毎日の、よもやま日記

日々の雑談を書いていきます。

ミュシャ凄っ。

彼氏彼女の事情』というマンガで、浅葉という主人公の友人が、美女を描く有名画家となる。
モデルの女性を更に美しく描くという彼の絵を、現実に見てみたいと思っていた。

そんな奇跡を、今日、目にした。

松坂屋美術館で行われている「ミュシャ展」(2/18まで)。

言わずと知れたアールヌーボーの旗手、ミュシャだが、やはり彼は凄い。

精緻なタッチの数々に、女性の美がこれでもかと表されている。

実際のポートレイトを見ると、そこにはヨーロッパの女性がいる。

がひとたびミュシャというフィルターを通すと、天女が地上に舞い降りてきたような夢空間が生まれる。

一体、ミュシャにはどのような世界が見えていたのであろうか。

「スラブ叙事詩」が有名なミュシャだが、今回のミュシャ展は、その大作に辿り着く前のミュシャが楽しめる。

しかし、ミュシャ、天才、凄。

繊細さと構成力で、日本では影響を受けた漫画家も多いのではないだろうか。

ミュシャは数多くのデザインも手掛けているが、それも遊び心とエレガンスがあって良い。

アールヌーボーに留まらないミュシャの凄さ、ナマでご堪能あれ。