華麗なる金銀銅劇場。
羽生君、宇野君の晴れやかなる金銀ワンツーフィニッシュと、小平さんのスピードスケート女子史上初の金メダルで、ただいまメダルが金2個、銀5個、銅3個と、長野五輪にタイの平昌五輪。
これって凄いことじゃないの⁉
しかもバランスが良い。
フィギュアスケートで金銀計2個、スピードスケートで金銀銅計4個、ノルディック複合で銀1個、スノーボードで銀1個、ジャンプで銅1個、モーグルで銅1個と、オールジャンルでメダルを輩出している。
見応えがある。楽しい。
なかでも圧巻だったのは、やはり金メダル劇場だろう。
おりしも藤井五段(当時)が羽生二冠を勝ち破るという衝撃的な日に、そのステージは開幕した。
けがでぶっつけ本番だった羽生選手が堂々たる演技で、見事表彰台の真ん中に輝く。
宇野選手も続いて二位の銀。
羽生宇野選手の金銀、藤井棋士と、凄い三人の若武者が、号外を、ニュースを彩る。
この日、日本中が驚き、ハッピーに沸いたのではないだろうか。
続いて翌日の小平さんの金メダルにも日本中が痺れた。
メダリストはもちろん、メダリストではない選手も、オリンピアには頭が下がる。
みんな人生を賭けて競技に打ち込み、その成果をオリンピックという舞台で魅せてくれる。
たくさんの凄い選手のなかで、入賞できる選手が現れ、メダリストが現れ、そして金メダル。
そのドラマティックな劇場に、私たちは酔いしれる。